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【那位人氣聲優朗讀的名著】小野大輔×人間失格(12/18)

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書名和作者的名字也需要聽寫。


* 首を括る

* ~を以って

* 一切

* いっそう

* 待てど暮せど

* かえって


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)


あらすじ

物心がついたときから自分以外の人間に恐怖し、他人の望むように振る舞う、他人本位な主人公、大庭葉蔵。成長して上京した彼は、友人の畫學生堀木に教えられた左翼(さよく)思想と淫売婦に溺れていく。銀座の女給と心中を図ったものの、自分だけが助かった葉蔵は、やがてたばこ屋の娘ヨシ子と內縁関係になる。しかし、ヨシ子の浮気現場を見たのをきっかけに麻薬中毒に陥り、ついには友人たちによって脳病院に入れられてしまう。家族からも見放され、廃人同様の自分に自ら人間失格の烙印(らくいん)を押すのだった。

解説

タイトルのインパクトが強烈。自由であるがゆえに不安もある現代の若いものにとっても、この四文字で表される絶望感は心に屆くものがあるだろう。禪、儒教(じゅきょう)、武士道のように自分で自分を作る精神的財産が継承されなくなってしまった昨今(さっこん)、アイデンティティは他人の目を意識したものとなりがちだ。主人公に武士道の精神があったなら「人間失格」とは思わないだろう。主人公は太宰そのものではないが、かなり太宰的なキャラクターが入っている。そういう意味では、命がけの文學と言える。

いくら仕事をしても、薬の使用量も従って増えているので、薬代の借りが恐ろしいほどの額に上り、奧さんは、自分の顔を見ると涙を浮べ、自分も涙を流しました。
 地獄。
 この地獄から逃れるための最後の手段、これが失敗したら、後はもう首を括るばかりだ、という神の存在を賭けるほどの決意を以って、自分は、故郷の父宛に長い手紙を書いて、自分の実情一切を(女の事は、さすがに書けませんでしたが)告白することにしました。
 しかし、結果はいっそう悪く、待てど暮せどなんの返事もなく、自分はその焦燥と不安のために、かえって薬の量を増やしてしまいました。

> 燁伊 譯 
我越發拼命工作,嗎啡的用量也隨之增加,欠下的藥費已高得離譜。老闆娘見到我便哭,我也跟着流淚。
地獄。
還有逃離地獄的最後一招。若再失敗,除了自殺我已別無選擇。我把賭注全下在最後一張王牌上。我給家鄉的父親寫了一封長信,將自己的實際狀況和盤托出(我終究沒有寫和女人有關的事)。
沒承想,結果更加糟糕。我焦急等待,家鄉卻杳無音信。焦躁不安的情緒反而令我再次增大嗎啡劑量。
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> 陸求實 譯
無論我怎樣拼命工作,由於藥物用量也隨之增大,所以,積欠的藥費已經高得嚇人。老闆娘每次看到我就會眼中泛淚,我自己也禁不住潸然淚下。
地獄。
我想到一個掙脫出地獄的最後手段。假使連這個方法也歸於失敗的話,我便只有勒頸上吊一條路了。我想賭一賭看這世上神明是否真的存在,於是抱定決心,洋洋灑灑寫了封長信寄給老家的父親,向他告白,坦誠自己的所有實情(有關女人的事,終究還是無法落筆)。
不想結果更慘,我引頸期盼,左等右等卻一直杳無迴音。焦灼與不安反而使我加大了用藥劑量。

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