當前位置

首頁 > 語言學習 > 日語學習 > 【那位人氣聲優朗讀的名著】小野大輔×人間失格(7/18)

【那位人氣聲優朗讀的名著】小野大輔×人間失格(7/18)

推薦人: 來源: 閱讀: 2.54W 次

ヒント:

ing-bottom: 133.33%;">【那位人氣聲優朗讀的名著】小野大輔×人間失格(7/18)

書名和作者的名字也需要聽寫。


たいへん


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)


あらすじ

物心がついたときから自分以外の人間に恐怖し、他人の望むように振る舞う、他人本位な主人公、大庭葉蔵。成長して上京した彼は、友人の畫學生堀木に教えられた左翼(さよく)思想と淫売婦に溺れていく。銀座の女給と心中を図ったものの、自分だけが助かった葉蔵は、やがてたばこ屋の娘ヨシ子と內縁関係になる。しかし、ヨシ子の浮気現場を見たのをきっかけに麻薬中毒に陥り、ついには友人たちによって脳病院に入れられてしまう。家族からも見放され、廃人同様の自分に自ら人間失格の烙印(らくいん)を押すのだった。

解説

タイトルのインパクトが強烈。自由であるがゆえに不安もある現代の若いものにとっても、この四文字で表される絶望感は心に屆くものがあるだろう。禪、儒教(じゅきょう)、武士道のように自分で自分を作る精神的財産が継承されなくなってしまった昨今(さっこん)、アイデンティティは他人の目を意識したものとなりがちだ。主人公に武士道の精神があったなら「人間失格」とは思わないだろう。主人公は太宰そのものではないが、かなり太宰的なキャラクターが入っている。そういう意味では、命がけの文學と言える。

1日1本のつもりが、2本になり、4本になった頃には、自分はもうそれがなければ、仕事ができないようになっていました。
「いけませんよ、中毒になったら、そりゃもう、たいへんです」
薬屋の奧さんにそう言われると、自分はもうかなりの中毒患者になってしまったような気がしてきて、(自分は、人の暗示に実にもろく引っかかるたちなのです。このお金は使っちゃいけないよ、と言っても、お前のことだものなあ、なんて言われると、何だか使わないと悪いような、期待に背くような、変な錯覚が起って、必ずすぐにそのお金を使ってしまうのでした)その中毒の不安のため、かえって薬品をたくさん求めるようになったのでした。

> 燁伊 譯 
起初,我每日只注射一支,逐漸增加到兩支、四支,漸漸地,沒了嗎啡我已無法工作。
“這樣不行,中毒了怎麼辦?”
經她這麼一說,我覺得自己已然有了毒癮(我是很容易接受他人暗示的人。若有人對我說,“雖然這筆錢不能花,但至於花不花是你的事”,我反而覺得不花不行,不花會辜負他人的期望,於是必定會馬上把這筆錢花光),中毒的不安反而讓我對嗎啡的欲求日益膨脹。
--------------
> 陸求實 譯
先是一天注射一針,後來漸漸變爲兩針,最後增加到一天四針,而一旦缺少了它,我便無法工作了。
“這樣不行啊!要是上了癮,那就不得了啦!”
聽藥房老闆娘這麼說,我頓時覺得自己已經變成了重度癮君子(我這個人生性脆弱,極易受到別人暗示。例如有人說,就算我告訴你這筆錢花不得,那也無濟於事,因爲這畢竟是你自己的事呀……聽到這話,我頓時會產生一種奇妙的錯覺,似乎不花掉這筆錢反倒有錯,反倒會辜負對方的期待,於是必定要很快將它花掉)。基於對上癮的害怕不安,我對藥物的需渴變得越發厲害。

這篇材料你能聽出多少?點擊這裏做聽寫,提高外語水平>>