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【那位人氣聲優朗讀的名著】 石田彰×蟹工船(1/3)

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書名和作者的名字也需要聽寫。


〜が無えんだ

慘め

もう一つ

さらに

越える

堪え難い


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)

あらすじ

博光丸は蟹を獲り、缶詰に加工する蟹工船。そこで働くのは出稼ぎ労働者など社會の底辺で生きる人々。彼らは、人を人とも思わない作業監督の淺川のもと、暴力と不衛生が橫行する劣悪(れつあく)な環境の中で安い賃金で扱き使われている。ある日、とうとう死人が出た。淺川は葬儀に來ようともせず、遺體を海に捨てさせる。これを機に労働者のストライキが始まった。それは成功したかに見えたが、帝國海軍の駆逐艦(くちくかん)によりストライキの首謀者は捕らえられ、労働者は本當の敵は淺川ではなく資本者だと知るのだった。

解説

社會主義の思想が國家の體制にまで及んだ時代、その思想を背景にした文學も生まれた。これがプロレタリア文學。その筆頭(ふでがしら)である小林多喜二(こばやし たきじ)の代表作が『蟹工船』だ。志賀直哉(しが なおや)はこの作品を絶賛する一方で、思想があまり前に出すぎると文學性は低くなる、と小林多喜二に手紙で注意した。さすが志賀直哉先生といったところだ。この作品で一番いいと思うのは、一人ひとりの叫びが重なって、ひとつの勢いになるところ。日本の小説は、個人の內面を掘り下げる私小説は多いが、こういった演劇のような集団的な叫びの文學は少ない。ちなみに、ある番組で桑田佳祐(くわた けいすけ)さんがこれを曲に乗せて歌ったのだが、叫びの文學は音楽によく合うものだ。

蟹工船 小林多喜二
「俺たちには、俺たちしか味方が無えんだ」
それは今では、皆の心の底の方へ、底の方へ、と深く入り込んでいった。「今に見ろ!」
しかし、「今に見ろ」を百遍繰り返してそれがなんになるか。ストライキが慘めに敗れてから、仕事は「畜生、思い知ったか」とばかりに過酷になった。それは今までの過酷にもう一つさらに加えられた監督の復仇的な過酷さだった。限度というものの一番極端を越えていた。今ではもう仕事は堪え難いところまで行っていた。

林少華 譯
“我們能靠的,只有我們自己!”
如今這句話已經深深滲入大家的心底、心底的心底。“走着瞧!”
問題是,就算把“走着瞧”重複一百遍,又頂什麼用呢!罷工慘敗之後,勞動更殘酷了,像是要告訴漁工“畜生,知道滋味了吧!”比以往變本加厲的是監工的報復式虐待。現在,勞動早已越過了限度那東西的極限,到了不堪忍受的地步。

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