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【那位人氣聲優朗讀的名著】 小野大輔×人間失格(3/18)

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【那位人氣聲優朗讀的名著】 小野大輔×人間失格(3/18)

書名和作者的名字也需要聽寫。


よろめく

ヨシ子(小說中的角色)

翌る日

喀血

実に

よす


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)


あらすじ

物心がついたときから自分以外の人間に恐怖し、他人の望むように振る舞う、他人本位な主人公、大庭葉蔵。成長して上京した彼は、友人の畫學生堀木に教えられた左翼(さよく)思想と淫売婦に溺れていく。銀座の女給と心中を図ったものの、自分だけが助かった葉蔵は、やがてたばこ屋の娘ヨシ子と內縁関係になる。しかし、ヨシ子の浮気現場を見たのをきっかけに麻薬中毒に陥り、ついには友人たちによって脳病院に入れられてしまう。家族からも見放され、廃人同様の自分に自ら人間失格の烙印(らくいん)を押すのだった。

解説

タイトルのインパクトが強烈。自由であるがゆえに不安もある現代の若いものにとっても、この四文字で表される絶望感は心に屆くものがあるだろう。禪、儒教(じゅきょう)、武士道のように自分で自分を作る精神的財産が継承されなくなってしまった昨今(さっこん)、アイデンティティは他人の目を意識したものとなりがちだ。主人公に武士道の精神があったなら「人間失格」とは思わないだろう。主人公は太宰そのものではないが、かなり太宰的なキャラクターが入っている。そういう意味では、命がけの文學と言える。

それっきり、一言も口を聞かずに、自分はその薬屋から出て、よろめいてアパートに帰り、ヨシ子に塩水を作らせて飲み、黙って寢て、翌る日も、風邪気味だと噓をついて1日いっぱい寢て、夜、自分の祕密の喀血がどうにも不安でたまらず、起きて、あの薬屋に行き、今度は笑いながら、奧さんに、実に素直に今までの體具合いを告白し、相談しました。
「お酒をおよしにならなければ」
自分たちは、肉身のようでした。
「アル中になっているかも知れないんです。今でも飲みたい」

> 燁伊 譯 
僅此而已。我一言不發地走出藥店,踉踉蹌蹌地回到公寓,讓祝子爲我倒了鹽水,喝罷默默躺下。翌日,我謊稱自己有點感冒,在屋裏躺了一整天,半夜卻還是無法忍受那不爲人知的咳血引發的不安,起身去了那家藥店。這次我面帶微笑,如實告知老闆娘自己一直以來的身體狀況,和她商量治療方案。
“你一定不能再喝酒了。”老闆娘猶如我的親人一樣關心我。
“可能是酒精中毒,我現在還想喝酒。”

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