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【那位人氣聲優朗讀的名著】小野大輔×人間失格(6/18)

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書名和作者的名字也需要聽寫。


躊躇

はにかみ

畫く

噴き出す

珍妙

趣向


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)


あらすじ

物心がついたときから自分以外の人間に恐怖し、他人の望むように振る舞う、他人本位な主人公、大庭葉蔵。成長して上京した彼は、友人の畫學生堀木に教えられた左翼(さよく)思想と淫売婦に溺れていく。銀座の女給と心中を図ったものの、自分だけが助かった葉蔵は、やがてたばこ屋の娘ヨシ子と內縁関係になる。しかし、ヨシ子の浮気現場を見たのをきっかけに麻薬中毒に陥り、ついには友人たちによって脳病院に入れられてしまう。家族からも見放され、廃人同様の自分に自ら人間失格の烙印(らくいん)を押すのだった。

解説

タイトルのインパクトが強烈。自由であるがゆえに不安もある現代の若いものにとっても、この四文字で表される絶望感は心に屆くものがあるだろう。禪、儒教(じゅきょう)、武士道のように自分で自分を作る精神的財産が継承されなくなってしまった昨今(さっこん)、アイデンティティは他人の目を意識したものとなりがちだ。主人公に武士道の精神があったなら「人間失格」とは思わないだろう。主人公は太宰そのものではないが、かなり太宰的なキャラクターが入っている。そういう意味では、命がけの文學と言える。

酒よりは、害にならぬと奧さんも言い、自分もそれを信じて、また1つには、酒の酔いもさすがに不潔に感ぜられてきた矢先でもあったし、久し振りにアルコールというサタンから逃れることのできる喜びもあり、何の躊躇もなく、自分は自分の腕に、そのモルヒネを注射しました。不安も、焦燥も、はにかみも、きれいに除去せられ、自分ははなはだ陽気な能弁家になるのでした。そうして、その注射をすると自分は、體の衰弱も忘れて、漫畫の仕事に精が出て、自分で畫きながら噴き出してしまうほど珍妙な趣向が生れるのでした。

燁伊 譯 
老闆娘說,嗎啡對人的傷害比酒要小,我也相信她說的。加之我已感到醉酒是件不光彩之事,如能擺脫酒精這一魔鬼的長期糾纏,我萬分喜悅,因此毫不猶豫地在胳膊上注射了嗎啡。不安、焦躁、羞怯一掃而空,我甚至變成一位陽剛上進的雄辯家。每次注射後,我忘記了身體的衰弱,埋首於漫畫創作之中,畫筆所到之處妙趣橫生。

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