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【那位人氣聲優朗讀的名著】 平野綾×雪國(1/3)

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【那位人氣聲優朗讀的名著】 平野綾×雪國(1/3)

書名和作者的名字也需要聽寫。


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いっぱい

明り

寒々

呑む


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)

あらすじ

雪國に向かう主人公の島村は、車中で美しい聲の葉子と病人の行男に出會う。三人は同じ駅で降りる。その溫泉地にはかつて一夜を共にした芸者、駒子がいた。滯在中、島村は、駒子は行男の婚約者で、彼の治療費のために芸者になったこと、葉子は行男と男女関係にあることを知る。葉子には冷たい態度の駒子。まもなく行男は危篤(きとく)になるが、駒子は島村を駅まで送る。その後も島村はかの地を訪れ、駒子と過ごす。ある日、村の繭倉が火事になり、それを知った駒子は中にいる葉子を心配して駆けつける。

解説

ノーベル文學賞受賞作品。英訳本と比べてみるとわかりやすいと思うが、日本語の一語一語が寶石のように研ぎ澄まされている。「娘」とか「夜の底が白くなった」など何気なく書かれているのだが、それぞれが取り替えが難しい言葉だ。この日本語の選択能力が川端康成の優れた點だといえる。冒頭の葉子の言葉も「今こんなに美しい話し方をする女性がいるのか」と思えるほど。決してお嬢様言葉ではないが、実は田舎の女性はこんな話し方はしない。これは川端康成が作り出した美しい女性言葉なのだ。

雪國 川端康成
國境の長いトンネルを抜けると雪國であった。夜の底が白くなった。信號所に汽車が止まった。
向こう側の座席から娘が立ってきて、島村の前のガラス窓を落とした。雪の冷気が流れ込んだ。娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ叫ぶように、
「駅長さん、駅長さん」
明りを提げてゆっくり雪を踏んできた男は、襟巻で鼻の上まで包み、耳に帽子の毛皮を垂れていた。
もうそんな寒さかと島村は外を眺めると、鉄道の官舎らしいバラックが山裾に寒々と散らばっているだけで、雪の色はそこまで行かぬうちに闇に呑まれていた。

葉渭渠 譯
穿過縣界長長的隧道,便是雪國。夜空下一片白茫茫。火車在信號所前停了下來。
一位姑娘從對面座位上站起身子,把島村座位前的玻璃窗打開。一股冷空氣卷襲進來。姑娘將身子探出窗外,彷彿向遠方呼喚似的喊道:
“站長先生,站長先生!”
一個把圍巾纏到鼻子上、帽耳耷拉在耳朵邊的男子,手拎提燈,踏着雪緩步走過來。
島村心想,已經這麼冷了嗎?他向窗外望去,只見鐵路人員當作臨時宿舍的木板房,星星點點地散落在山腳下,給人一種冷寂的感覺。那邊的白雪,早已被黑暗吞噬了。
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林少華 譯
穿出兩縣之間長長的隧道,就是雪國了。夜空深處已經泛白。火車在信號所(譯註:相當於我國鐵路非正式車站的“乘降所”,但僅爲單線鐵路錯車之用)停了下來。
少女從對面座位起身,放下島村面前的玻璃窗。雪的冷氣涌進車廂。少女從整個窗口探出身子,朝遠處喊道:
“站長,站長!”
一個男子提着燈籠緩緩踏雪走來。他把圍巾一直圍到鼻樑上邊,讓帽子的毛擋住耳朵。
已經那麼冷了嗎?島村向外看去,只見山腳下星星點點瑟縮着彷彿鐵路職工宿舍的木板房。雪光沒等延伸到那裏就被夜色吞沒了。

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