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2016笹川杯作文大賽三等獎作品賞析:「友好の木を成長させよう」

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三等獎

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「友好の木を成長させよう」

李凌翰(上海理工大學)

「もし若者の私達は頑張ったら、日中友好の小さい種もきっと立派な大木になるはずだ!」今でも、ハグさんの言った言葉もよく私の胸に響いている。

八月、猛暑の太陽が疲れることを知らないように照りつけて、南京路の隅々でも空気が重くなって灼熱し始めた。二十代の男の子は「日中友好・日本からのフリーハグ」と書き込んだ木の板を持ちながら、街角で立って周りの友好ハグを寂しく一人で待っていた。

 好奇心に駆使された私は、彼のところへ行って話してみた。「あのう、すみませんが、どうしてここでこんなことをしているのか?」話をかけられた彼は意外と頭が回って私を見て、微笑んで答えた「こんにちは、ハグさんと呼んでいいよ。あなたが見た通り、僕は日中友好のために、千人のハグを収集している!いつも、日中友好に何か貢獻したいが、この方法を通して、日中人民のお互いに知り合いと理解を望んでいる。」思いがけない答えを聞いた私はぴっくりした。しばらく驚いて黙ってから、「そうだか!すごいね!だが、きっと難しいだろう?」聞いた彼は物思いにふけったように、思わず苦笑いして「ええ、二年前から、この収集活動はすでに始まったが、その時、中國で理解してくれた人はあまりいなかった。上に、周囲の人達に懐疑されたり、叱られたりすることもよくあった。」話が続づいた同時に、苦笑いの代わりに、微笑みはまたハグさんの顔に浮かんだ。「幸いなことに、今度の二回目は先回と全然狀況は違いません。より多くの人は僕を信じて、支持をくれて、本當によかったね!今まではもう何百のハグが収集された。昔からの友好隣國はもう一度仲良くなるのは何よりのものだ!」

彼の言葉を聞けば聞くほど、私の胸がしみじみ詰まるようになった。確かに、彼の言った通り、一衣帯水と言える中國と日本は古くからの友好的な隣國同士で、交際の歴史は二千年も続いている。しかし、近代に入って両國の関係は戦火によって切り崩され、その影響は今になっても消えていないーー中日國交の回復からもう四十四年が経ったといえども、中日関係はまだあるべき狀態に回復していない。戦爭のせいで、両國の関係が昔みたいに仲直りできていないのは殘念極まりないことだ。幸い、科學と経済発展のおかげで、両國の國民はお互いの文化を尊重して、お互いに誤解を解き、知り合い、理解し合うことができるし、今中日関係は徐々に改善されつつあると言えようのは本當願ったりかなったりの話ではないか?

私はまだ感慨無量の時、ハグさんまた口を開いた。「実は祖父が影響のこともあって、この活動をはじめた。」ハグさんの言葉は私をまた現実に引き戻した。「祖父は戦爭始まったから、ずっと中國のことを心配していた。戦後の頃、危険と困難にもかかわらず、自ら中國に來て日中友好に取り組んでいた。だが、祖父はいなくても日中國交回復の日を待たずじまいだ。」いつの間にか、涙がハグさんの目から出てきた。「祖父は帰國の時、ある中國人から杉の種をもらった。その友好を代表する杉の木は僕とともに成長していたが、今はもう立派な大樹になった。しかし、今中日関係はまだだ。だから、僕は祖父の跡を継ぎしたくて、日中友好に自分の力を出したい。」

「今、日中の政府両方とも様々な活動が行われていて、両國の國民を交流の機會と場所を提供している。しかし、それだけは今一だ。木にとっては、光と水は不可欠なものだが、肥料がなければ大樹はよく成長できない。それは両國の関係においても通じる真理だ。國の根本として若者の私達は養分と同じものだ。もし若者の私達は頑張したら、日中友好の小さい種もきっと立派な大木になるはずだ!」ハグさんの話に花が咲いていたが、私もますます思い込んでいった。

そうとも。もし、若者の私達は自分の力を出すことなしには、今は良くなるにしたって、將來また悪化するおそれがあるのだろう。中日両國の國交がまだ回復していない時代、ハグさんの祖父をはじめとする若者たちは先駆者となり、熱心に両國関係を回復する道に沒頭していただけあって、両國の國交は回復できた。「青は藍より出でて藍より青し」、當代の若者の私達は、當時の先駆者に負けるものか?將來の中日関係は私達のいかんで、私達も気張ってもっと力を出すべきだ。

突然に攜帯が鳴って、話し込んでいたハグさんと思い込んだ私を中斷した。惜しいながら、急用なので、ハグさんと別れざるを得なかった。互いにハグして別れた。一歩を踏み出したところ、ハグさんの聲が來た。「李さん、いつやれか、今だろう!」若者同士の皆さん、一緒に頑張って、中日友好の養分になって、友好の種を大木にならせよう!

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