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2016笹川杯作文大賽優秀獎作品賞析:「中日関係と情報発信」

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優秀獎

2016笹川杯作文大賽優秀獎作品賞析:「中日関係と情報発信」

中日関係と情報発信

喩瑩(広東外語外貿大學 )

中國と日本がもっと密接な関係を持つように、情報のとらえ方は肝心なことだと思います。そして、情報を発信する主體として、私たちひとりひとりにできることは何かと言うと、知ることと伝えることなのではないかと、私は考えています。

まずは知ること。言い換えれば、「情報発信」の前提とする「情報収集」の段階とも言えるでしょうか。

番組で日本人留學生ボランティアグループ「PiaSmile」のメンバーたちが中國の河北省の希望小學校で活躍している姿を見たことがあります。最後の小學生向けのアンケートに「日本人留學生への印象は?」という設問があって、「テレビに出てくる日本人と違った」といった答えが見られることがあって、強く心を打つものでした。

彼らは辺鄙な地域に住んでいるので、日本人を知るためのルートはテレビや新聞といった媒體に限られています。しかし、彼らだけではなく、情報の不均衡というのは中國全體の共通問題になっているのではないかと、日本で留學していた間何度も気づかされたのです。

中國と日本の間の情報が時には偏っていること、情報交換のルートや手段における制限のあることを認識した上で、私たちはその制限を突破し、実際に接する中で実踐的な「情報収集」を自分なりにするべきだと思います。

情報収集ができたことを前提として、情報を発信する段階では伝えることが自然に必要になってきます。

清華大學のある日本人留學生が「日本人は中國の食べ物をどのように食べる?」というシリーズの動畫をネットにアップして一時期に人気になっていました。食べ物の交流を通して、一つの物事に対して同じ中國人であってもみんな違う意見を持っていることを彼が強く感じたといいます。ネットである人たちの攻撃的なコメントに対して、彼はこう言いました。「こう実際に接する中で、私が言ってることが日本全部ではないと、まず互いに了承した上で、こういう考え方もあるよ、自分みたいな日本人もいるよというふうに伝えていきたい。」と。

先ほど述べたように、間違いなく、情報の不均衡狀態は中國と日本の中に存在しています。だからこそ、この狀態を改善するため、多くの人がこの留學生のような「情報の使者」となるべきであると思います。勧誘でも説得でもなんでもなく、まず自分は國全體の代表者ではない、自分は絶対正しいとも限らないということを慎重に互いに認識した上で、ただ個人的になるべく偏っていない情報を世間に伝えていきます。その後の判斷は口を出さずに聞き手に任せてもいいでしょう。

もし、実踐的な活動で「情報収集」を行い、なるべく偏っていない「情報発信」がうまくできても一人ですぐ中日関係の全てを変えられることはないでしょう。しかし、一人一人が接觸する中で構築していく繋がりは、薄くて弱々しいものでありながら、繊細で柔軟で、そして受け入れやすいエネルギーでもあると、私は思っています。従って、一人一人の個人的な知ることと伝えることによる情報発信は、きっと糸を紡ぐように、中日関係の未來を編んでいくのではないかと、私は思っているのです。

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